町民みんなで子育てしてくれるマチ
小さな子供のいる家庭において、
移住やワーケーションで心配なのは、子育てのサポート体制。
頼れる友人知人が誰もいない中での子育ては孤独です。
中富良野町のファミサポ「こどもサポートふらの」では
町内外の人問わず、子どもの一時保育に対応してくれます。
こどもサポートふらの
子供の面倒を見てくれるサポーターの一人、岐阜県出身の太田久美さん。
ご自身も、8歳の女の子がいる子育て中のママです。
アルバイト先のファーム富田で出会った旦那様との結婚を機に移住を決断。
しかし、子育ては想像以上に大変。
そんななか「こどもサポートふらの」の存在に救われたといいます。
太田久美さん
「こどもサポートふらの」は、町内にある「ふらりえ」という施設を拠点に運営しています。
預かり場所は、「ふらりえ」でも、自宅やホテル、美容室や歯医者の待合室でも、基本はどこでも対応してくれます。
都心のファミサポはサポーター争奪戦でなかなか希望時間に合う人が見つからないこともありますが、中富良野町ではサポーターの数が多く、誰かは空いていることが多いため、突発的な時にも安心。病児や病後児も見てくれます。
サポーターさんも子育て経験者が多く、悩み相談にも乗ってもらえます。
ふらりえ
「出産は3時間おきの授乳で、寝不足や身体の痛み。子供のちょっとしたことでも不安を感じてしまって・・・。世の中のお母さんってみんなこんなに大変なの!?誰も教えてくれなかった!っという気持ちになりましたよね」と、盛り上がりました。
私自身、夫婦ともに本州出身で頼れる両親がそばにいなかったため、
こうやって共感してくれたりサポートしてくれる人が近くにいてくれるのは大きいなぁ。と改めて思いました。
頼れる先輩ママがたくさん!
頼って良いのは緊急なときだけではありません。
中には、旅行中のご夫婦が「スキーに行くので子供を預けたい。」とか
「久しぶりにデートしたいので預けたい」というご要望もあるそう。
太田さんは、夫婦の時間も大事だからどんどん利用してほしいといいます。
「仕事以外の理由で預けるのは気が引けてしまう気持ちはわかります。
自分が我慢したり無理すればできてしまうから、お母さんはつい頑張りすぎてしまいがちです。だけど無理せず、疲れた時は頼っていいんですよ!と伝えたいです。中富良野町は、町民みんなで子育てをしてくれる素敵なマチですから。」と笑顔で話します。