レポート

中富良野町の地域おこし協力隊

地域おこし協力隊の方が大活躍されています。

私が取材に行った日は、

町職員の方と地域おこし協力隊のみなさんが企画のブレスト会議を行なっていました。

  

中富良野町では

地域おこし協力隊として2年目となる大水さん。 

現在は、中富良野町観光協会でワーケーション事業に関わり、

地域の事業者さんと一緒にワークショップをしながらアイディア出しなどを行なっているといいます。

大水さんは青森県出身。

子供の頃に訪れた中富良野町の景色に感動し、

大人になって再訪すると、変わらず広がっていた美しいこの場所に住みたい!という気持ちが強くなり、

地域おこし協力隊の募集を見つけて応募したといいます。

実際に暮らしてながらマチの魅力を調べていくと、ラベンダーづくりを始めた創業者の想いや歴史に触れ、

もっともっと中富良野のマチが好きになったそうです。

町内にある課題の一つ、何度も訪れてもらえるまちづくりに向けた施策の一つに、花植え体験ツアーを企画。

体験された旅行客から、今度は成長した花を見に来たいという言葉をもらい、手応えを感じたといいます。

「ナカフは来て見て終わりではなく、

歴史やマチのことを知ると、もっともっと好きになってもらえるはずなんです!

ナカフのファンづくりをしたいです!」と話す大水さん。

「ここのこと。」

という中富良野町内で体験できるツアーをまとめた可愛いサイトを紹介してくれました。

ピザつくりやチーズ作り体験、トラクター試乗や気球体験。

どのツアーも魅力的です!

せっかく中富良野町旅行するならラベンダー+αでマチを思いっきり楽しみたいですよね!

https://www.coconokoto.com/list-by-area-nakafurano/

地域おこし協力隊には

センスのある若い人たちがたくさん集まっていると感じました。

「わたしたち地元民では当たり前になっていて、特別なものと気がついていない魅力がたくさんあるので、

どんどん企画を提案し、実現していって欲しい。サポートは頑張るよ」と話してくださったのは、

中富良野町の小松田清町長

56歳の首長さんで、職員の方との距離感も近く風通しがよいようで、

役場の雰囲気はいつお伺いしても和気藹々とされている印象です。

町長ご自身もアイディアマン。

こんなこともあんなこともしたいですよね!!と中富良野町の未来を語る姿はとても素敵です。

「自分から伝えてしまうとトップダウンになってしまうので

職員から上がってきた企画を実現させることを大事にしているんですよ」

そう話す小松田町長。

穏やかで温和なイメージはそのままに

部下思いで心の熱い首長さんという印象を持ちました。

地域おこし協力隊にご興味のある方は

ぜひ役場にお問いあわせくださいね。